家づくりに取り組む前に必ず考えるべきことがあります。
それは「なぜ家を建てたいか」です。
予算、間取り、外観などではなく、「なぜ家を建てたいのか」について家族と充分に議論し、できれば紙に記録してください。
なぜこの点を強調するかというと、それだけこの「家を建てる理由」というのは建てる前にも、建てた後にも重要となるからです。
家を建てる前には、何回もの打ち合わせ、契約等の事務手続き、入居までの雑務など、かなり労力を消費します。そんな時、この「理由」がはっきりしているとモチベーションになります。この理由がはっきりしていないと、判断にブレが生じ、結果、納得の行かない家が出来上がってしまいます。
家を建てた後にもこの理由は重要です。というのも、家を建てたあとは、どんなに満足のいく家を建てることができたとしても、「家を建てて本当に良かったのだろうか」と、ふと考えることがあるからです。「家を建てないで違うことに資金を投じれば良かったのではないか」「この先ローンを払い続けていけるだろうか」といった考えが浮かびます。そんな時、この理由をはっきり記憶しておけば、納得感を持って毎日を生活できます。
家づくりに取りかかろうとする際は、そもそもこの前提条件を、しっかりと掘り下げ、紙に記録し、いつでも振り返ることができるようにしてください。
家づくりの前に考えるべき最も重要なこと

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