冬は寒いの?
新築を検討する際、寒い家なのか暑い家なのか?といった「住み心地」は、家選びにおいて重要なポイントにもかかわらず、「実際に住んでみないとわからない」というやっかいなポイントではないでしょうか。
そこで、2022年度の冬季間、毎朝の室温と湿度をモニタリングしてみました。
結論から申し上げると、毎朝6:30ごろに測定したのですが、室温は外気の+8〜10℃となります。湿度はおよそ60%台となります。
朝起きた際、外気が0℃だとして、室温は10℃程度です。朝と夜は流石に暖房(我が家はエアコンのみ)をつけます。日中は、晴れた日であれば日光により室内が温められるので暖房はつけません。
私の感覚ですが、快適かつローコストに過ごせていると感じています。
より詳しく、日々の測定データや電気代、ガス代を紹介しますので、家選びの参考にして頂けたら幸いです。
室温
室温と外気温のデータは上図の通りですが、いずれも次のような測定をしました。
室温・・・2階西側窓際に、湿温計を置き読み取りました。
外気・・・IPhoneの天気アプリより、その時の外気温を読み取りました。
なお、我が家は南関東にありJR沿線に住んでいます。ごく一般的な環境にある家です。
毎日の気温を測定していると、およそ外気温の+8〜10℃といったところです。朝イチこそ寒いと感じる時がありますが、日中は日光が差し、非常にあたたかく、暖房はいらなくなります。
湿度
湿度の測定方法は、気温の測定方法と同様です。アナログの室温計とアプリの情報を読み取りました。
毎日の湿度を測定していると、およそ60%といったところです。
なお、加湿器は使いません。加湿器をつけると気密性が高いですから湿度が高くなりすぎて、窓の結露が発生します。洗濯物を室内干しすることが多いですが、室内干ししようがしまいが、およそ図のような湿度の状況です。
電気代 ガス代
冬季間の電気およびガス代も図にしました。
まず我が家の家族構成ですが、4人家族で、子供二人は日中学校です。私は週の半分ほどは在宅勤務です。妻は基本出社しています。
暖房器具は1Fのリビングに32畳用のエアコンがひとつあるのみで、これにより吹き抜けを通じて家全体を温めます。どうしても、朝と夜は暖房をつけるので、その分、冬季は電気代が高めになりました。
ガスは、給湯のみに使用します。冬季は毎晩湯船に浸かるので、やはり高めになりました。
これは2022年度のデータです。コロナ対策で在宅勤務が多かったこともあり、例年に比べ暖房費が高くなりました。出社する機会が多ければ、冬季の電気代は2万円弱/月かと想定します。
まとめ
私の感覚にはなりますが、「朝晩に限ってはそれなりに寒い」というのが実感で、暖房要らずとはなりません。が、日中は暖かくなるので暖房なしで過ごせます。前の住まいのマンションに比べたら格段に暖かいです。気密性が高く、隙間風は入りませんし、断熱性の高い窓が効果を発揮しています。シーリングファンによって暖気は循環し、快適に過ごせています。
記事について参考にしていただけましたでしょうか。もしよろしければ、住み心地に一役かっているシーリングファンについて、次の記事で触れているので、併せてお読みいただけたら幸いです。