「家づくりでは絶対に後悔したくない」
誰しもがこのように思われ、様々な情報を調べ、建築士さんの意見を聞き、家づくりをされるのではないでしょうか。私もあらゆる情報にあたり、絶対後悔しないようにしたつもりだったのですが、現実は甘くはありませんでした。
この記事では、我が家の新築時の最大の後悔ポイントを紹介します。
それは、トイレ床材をフローリングにしたことです・・・。
「無印良品 木の家」のモデルルームに行くと、トイレ床材はフローリングかと思います。
単純におしゃれですし、リビングからトイレ床材まで統一してフローリングが敷いてあることで、広く見える効果もあります。
そんな魅力的な雰囲気から、我が家は特に深く考えずトイレ床材はフローリングにしました。しかし、結果として悔やまれることになりました。
もし新築をお考えの方で、トイレ床材をフローリングにされようと考えていらっしゃる方がいましたら、本記事を参考に熟慮されることをオススメします。
何が起きたか?
トイレ床材をフローリングにして具体的に何が起きたかというと、入居して半年ほどでしょうか・・・便器の縁部分のフローリングが変色してしまいました。
カビかなと思いカビ取り材などを吹きかけるも、黒ずみは落ちません。
ひとまず変色した原因を突き止めないといけないと思い、業者さんに調査を依頼しました。
原因は?
床の変色の原因については、まったく思いあたるふしがありませんでした。
尿はね? いえいえ。我が家は小さい男の子が二人いますが、どちらも用を足す時は便座に座ってすることを徹底させていました。もしや便器に割れや、配管から水漏れがあるのでは?と調査に来ていただくまで不安は増すばかりでした。
しかしながら、業者さんによく調べてもらった結果、尿はねということが判明しました。
尿に触れると反応する試験紙を黒ずみに近づけてもらったところ、バッチり陽性でした。
後日、子どもが用を足すところをよく観察していると、はっきりと原因がわかりました。便座のすきまからはみ出して、気付かぬうちに床を汚してしまっていたのです。
また、業者さんに教えてもらったのですが、尿は水などと違って、完全に拭き取らない限り無くならないそうです。少しでも拭き取り漏れがあると、じわじわとフローリングに染み込んでいき、今回のような変色につながるということです。
残念です。
トイレの床はフローリングではなく、タイルや、トイレ専用の床材にするべきでした。
プランニング時点で、選択肢が提示されたわけではないので、何も考えずフローリングのままで進んだのですが、少し立ち止まって考えるべきでした。
よく考えれば、モデルルームのトイレは誰も使用しないので、綺麗であたりまえ。
実際に使用してみた際の劣化状況を基に判断すれば良かったと後悔です。
対処は?
ひとまず、今後は変色が拡大しないようにこまめに掃除をしていきますが、対処として業者さんから提示されたのは、①目立ちにくくするようペイントを施すか、②床材のリフォームということでした。
塗装ならば4〜5万。
トイレの床をタイルにリフォームしようとするとざっくり20万。
正直、金銭的にそんな余裕はありません。しばらくはこのままで我慢です(泣)
色々と調べると、便座の隙間からの尿はねを防止するグッズが多々あるようで・・・これらももっと早くに知れていればと、後悔です。
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最後に・・・
新築の後悔ポイントについては、多くの方がブログで発信されていて、私も限りなくそれらの情報にあたったのですが、トイレ床材については配慮することができませんでした。
また、モデルルームの状態が、実際に住んでみた場合に生じる劣化を再現しているわけでは無いということも、考え至ることができませんでした。
もう少し想像力を働かせ、トイレ床材として最適な選択をすべきだったと後悔です。
この記事が、現在新築をご検討中のかたにとって少しでもお役に立てれば幸いです。
なお、我が家の後悔ポイントはこれ以外にもあります。もしご興味があればご覧いただき、家づくりの参考にしていただけれと思います。