我が家はタンクレストイレにしました。その際問題になったのが、手洗い器を設置するかどうかということです。
タンクトイレであれば、タンク上部が手洗い器となっていますが、それが無いとすると、手も洗わずにトイレの扉に触れ、洗面所まで行って手を洗うことになります。これは果たしてどうなんだろうと思ったわけです。
結果として、トイレ内に手洗い器を設置することにしたのですが、設置して良かったか?と問われると、非常に悩ましいところです。
この記事では、タンクレストイレとした場合、手洗い器は設置すべきか否かについて、私なりの考えを記します。
もし新築をご検討中の方で、同じようにお悩みの方にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
手洗い器を設置した理由
我が家は冒頭でも記載しましたがトイレ内に手洗い器を設置しています。
その理由は、タンクレストイレを設置したからです。
タンクレストイレ単体だと、用を足したあとに手を洗うことができません。
つまりはトイレの扉は汚れた手で触ることになります。
これが家族だけなら我慢できるでしょう。しかし、来客があった際はどうでしょうか。
人それぞれかと思いますが、用を足したら即、手を洗いたい方もいらっしゃるだろうと思います。
来客があったときのことも考えた結果、トイレ内に手洗い器が必要となりました。
なお、我が家は設備オプションの中から、TOTOの手洗い器を選択しました。
手洗い器下に収納を設けるか悩んだのですが、 「トイレ内はそもそもモノを収納する場所ではない」と考え、収納スペースを設けず配管むき出しの手洗い器を選択しました。
我ながら、スッキリした印象にできたと思います。
手洗い器を設置することのメリット
入居して3年が経過しました。その間、トイレ内に手洗い器を設置して良かったと思ったのは、やはり来客があった時です。
来客がある際は、タオルハンガーにタオルをかけておき、トイレを利用された際は手洗い器を使っていただいています。
洗面所で手を洗っていただいても結構なのですが、洗面所だと家族の歯ブラシや洗面用品があって、乱雑な印象なので、できれば立ち入っていただきたくないというのが本心です。
そんなとき、トイレ内に手洗い器を設置していてよかったと思います。
手洗い器を設置してほんとに良かったか?
トイレ内に手洗い器を設置したおかげで来客時は助かってますが、正直それ以外の日常生活では、トイレ内で手を洗うことがありません。
洗面所の方が、洗面台が大きく使いやすいためです。
トイレ内の手洗い器はスペースの都合上、どうしても最小限サイズとなってしまいます。
そうすると、水がはねやすく床が汚れるので、日常生活では正直あまり活用していません。
絶対に必要な設備かというと、そうでは無いかと思います。
むしろ設置しないほうが、掃除の手間を小さくできますし、スペースも広がります。
費用をどうしても削りたいということであれば、設置は見送ってもよいかと思います。
おわりに
我が家はタンクレストイレの設置に伴わせて、来客時のことも考え手洗い器を設置しましたが、正直、必須な設備かというとそうではないというのが、入居して3年経った今言えることです。
各ご家庭の考え方、習慣、予算の都合に合わせて柔軟に考えられてよいかと思います。
なお、トイレの設備は我が家において一番考え抜いたポイントでして、複数の記事を掲載しています。
もしご興味がございましたらご覧いただけると幸いです。