はじめに たかが収納されど収納
新築時、トイレ収納のサイズについて非常に悩みました。
悩むほどバリエーションが無いだろうと思っていたのですが大間違いでした。
壁面収納タイプ、トイレ手洗い器下に配置するタイプ、縦型、横型と様々な種類があり、かつデザインの良いものを選ぼうとすると選定は困難なものでした。
トイレットペーパーは何個収納できれば日常的に困らないか?
それ以外にもあれこれ詰め込むことはあるか?
掃除ブラシ等も収納したいとした場合、床面設置収納が良いのでは?
あれこれ考えてはなかなか決まらない状態が続きました。
最終的には「必要最小限な大きさの収納」を設置しました。
検討した結果 必要最小限の収納を
大容量の収納を設けた方が困ることはありません。
しかし収納棚が大きいとトイレのスペースを圧迫します。
そもそも、トイレはモノを収納しておく場所でしょうか?
トイレは用を足す場所であって、消耗品をストックする場所ではない。必要最小限の個数をストックできる収納サイズであるべき。
そのように考えた結果、最小限の収納棚を選択しました。
我が家は、無印良品 木の家の設備オプションの中から、「窓の家」で採用されているトイレ収納を選択しました。しかも、ただ設置するのではなく、大工さんに依頼し壁面埋め込み式にして、突出を最低限にしました。
まるで額縁のような、収納には見えないシンプルな様子にするできたと思います。
使い勝手は良好 ひとつも不自由なし!
この収納サイズだと、
「トイレットペーパー 6個、生理用品、トイレ洗剤 1本、消臭スプレー 1本」
を入れることができます。
生活し始めるまで、これで不便を感じないか不安がありましたが、まったく不便はありません。
収納にトイレットペーパーを補充するのは4人住まいで2週間に一回くらいでしょうか。
それでストレスと感じたことはありません。
収納が大きければ大きいほど安心感があるのかと思いますが、逆に小さめのほうがストックの減り具合に敏感になり、こまめに補充するようになります。それはすなわちペーパーだけでなくトイレの汚れ具合も点検する頻度があがり、トイレを清潔に保とうという意識につながっていると思います。
様々な意味で、収納は必要最小限にしてよかったと思います。
おわりに
トイレ収納のサイズはいちどカタログをご覧いただくと、タイプや値段も含めバリエーションが豊富です。
かといって、実物をみる機会はほとんどありません。あくまでイメージで決定せざるをえないのではないでしょうか。そのような時、この記事がご検討の参考になれば幸いです。
なお、我が家のトイレは各設備のなかでも、もっとも時間をかけて考えた箇所であり、他記事にて様々ご紹介しております。もしご興味があればご覧いただけると幸いです。