新築する際、ポスト選びでお悩みになる方は多いのではないでしょうか。
私もポストの選択は非常に悩みました。
我が家の「無印良品 木の家」には、オリジナルポストが選択肢としてあったのですが、非常に高価ということもあって市販品を選択することとしました。
とはいえ、市販のポストは本体の機能はもちろん、設置方法、設置場所について、様々な種類があります。
結果的に、パナソニックのクリアスというポストを我が家は設置しました。
普段日常的に、かつ、永く使うものです。選択を誤れば、日々の生活のストレスが増すことが予想されるため、慎重に選びました。
このポストの良いところは、
- シンプルなデザイン
- ダイヤル鍵が付属している
- 手頃な価格
といったところです。使用して3年が経過しようとしていますが、不満なく使えています。
この記事では、新築におけるポスト選びに苦心されている方の少しでもお役に立てればと思い、パナソニックのクリアスを選ぶに至った経緯や使用感を記載します。
ポストを選ぶ前に考えるべきこと 3点
設置場所はどこにする?設置方法とそれぞれのメリット、デメリット
ポストのカタログを開く前にまず、どこにポストを設置したいか決めるべきです。
ポストを設置する場所の候補とメリット、デメリットは以下のことが考えられます。
設置場所 | メリット | デメリット |
門柱やポールへ設置 | 投函者の敷地内への立ち入りが最小限で済む | ・悪天候時は投函物を取りに行くことが面倒 ・門柱、ポールが邪魔 |
外壁に外付け | ドアを開けてすぐポストがあるので投函物を取り出しやすい | ・取り付けビスによる外壁への多少のダメージ ・投函者が玄関近くまで立ち入る必要がある |
外壁に埋め込む | 建物内から投函物を取り出せる | ・ポストが貫通することによる建物断熱性の低下 ・投函者が玄関近くまで立ち入る必要がある |
我が家は外壁に外付けタイプのポストにすることに決めました。
- 玄関ドアを開けたらすぐの場所にポストを設置したかったこと。
- ポストのためだけにポールや門柱を立てたくない。
- 外壁にポストを埋め込むのは建物に悪影響がありそう。
と考えたためです。
表札と一体型にする?
ポストにはネームが印刷された表札一体型のタイプがあります。この点は非常になやみました。
一体型にすれば、最低でも数万円はする表札を新たに購入しなくて良いですし、外壁の見た目がスッキリするはずです。
しかし…ポストは結構汚れます。雨風に晒されるだけでなく、投函物や、開扉の際に人が触れることで結構クタクタになります。そのような物を表札代わりにしたくはないと考え、表札とポストは別々にすることにしました。
|
施錠はどーする?鍵タイプ?ダイヤル錠タイプ?
ポストの錠は鍵タイプとダイヤル錠タイプの2種類が主流かと思います。これもどちらにするか非常に悩んだ点です。
鍵タイプの方がセキュリティの面や解錠のしやすさの点で優れているかと思います。
しかしながら私は、ポストのために追加で鍵を持ち歩きたくなかったため、ダイヤル錠タイプにすることにしました。
常日頃、家や自転車の鍵を持ち歩くのに加え、「ポストの鍵」を持ち運ぶのはどうしても避けたかったのです。
結果としてパナソニックのクリアスを選択 これが優秀すぎます
以上全ての条件を考慮した結果、我が家はパナソニックのクリアスを設置しました。
外壁大工さんにあっという間に取り付けてもらいました。
見た目、作りは非常にシンプルで、木の家の外壁の色と同色な点も気に入っています。
ダイヤル上は3桁の数字を設定します。
なにより良かったのは、お値段が¥12,000と、ポストの中では格安であることです。
ポストについて検索してもらうと、値段がピンキリですが、このポストは十分な機能とデザインでありつつ、お手頃な価格であった点が非常に良かったです。
|
他の選択肢として「サンワカンパニー ブレッタ」がありました
クリアスに対し、最後まで悩んだもう一つの候補がありました。
それが「サンワカンパニー ブレッタ」です。
https://www.sanwacompany.co.jp/shop/pagefiles/pc/b/bretta_lp_main.jpg
サンワカンパニー オンラインストア ブレッタ
クリアスよりは非常にデザインが良いと感じ、ショールームに行って実物を確認しました。
実物の見た目はとても綺麗でしたが、「鍵タイプ」ということもあり我が家は断念しました。
これがダイヤル錠であったらこちらを選択していたかもしれません。
それほど実物はスタイリッシュで、本当にポストか?と思うようなデザインでした。
おわりに
ポストひとつを選ぶにしても、種類が非常にたくさんあって大変です。
とはいえ、毎日使うものですし、いちど設置したら気軽に変更できるようなものでもありません。
そこで、まずはポストのカタログを開く前に、この記事を参考に、どのようなタイプのポストがご自身のライフスタイルに合うか吟味されたうえで、本体選びに臨まれた方がよいかと思います。
そうすることで、効率的に、かつ間違いないポストの選択ができるかと思います。
この記事により、ポスト選びにおいてすこしでもお役に立てれば幸いです。
なお、記事にて少しふれた「表札」についてですが、ポストとは別個のものを選びました。
表札選びも、一筋縄ではいかなかったので記事にしてあります。もしご興味があればご覧いただけると嬉しいです。