土地探しで重要視した4点

家づくりの前に考えたこと

家を建てたいと思っても、どこに建てるか?
生涯を過ごすことになるので目先のことだけでなく、長期的な視野を持って決めることが重要です。
私が土地を探すうえで重要視したのは4点です。

子どもに譲り渡せる場所

自分が年老いたとして、息を引き取るその日まで家に住み続けるかと言うと、そうではないと思いました。いずれは家を子どもや別な方に譲り、自分は施設等で最期を迎えるだろうと考えた時、その土地は譲り渡す価値があるべきものでなくてはいけません。
どのような土地が価値ある土地と言えるのか?自分が仮に親から土地を譲り受けるとしたらどのような土地が良いか考え以下の条件を挙げました。

  • 都内に在来線で出かけられる。
  • 最寄駅に徒歩で行ける。
  • 水害の心配が無い。
  • 平坦な土地。

これらは最低限の条件でした。

双方の親元に近い場所

私の親は神奈川、妻の両親は栃木に在住で、双方の実家に1時間ほどで移動できるのを条件としました。これは将来的に親の面倒をみることになった場合や、何か緊急のことがあった際にすぐに駆けつけられるようにするためです。とはいえ、近すぎて頻繁に往き来があっても困るので、程よい距離間の位置に土地を選ぶことを条件としました。

職場まで通勤1時間以内

通勤にかかる時間は1時間以内となる場所を条件としました。私は電車通勤をしているのですが、仮に座席に座れなくても我慢して立ち続けていられるのが、それくらいの時間であろうと考えたからです。

下水道完備

これは土地巡りをしている中で気づき、絶対に譲れない条件になりました。
ある時、とても立地が良い土地があり、見学に行ったのですが、なぜかその一帯の地域に行くといや〜なニオイがしました。条件を見てみると浄化槽の地域でした。よくブログ等で浄化槽の仕組みや、浄化槽の家の紹介がされており、ニオイはそこまで気にならないと書かれていることもあります。
しかしそれは隣人も含め地域一帯で入念にメンテナンスを実施していればの話です。
私はこの浄化槽の地域の見学に行っただけで、浄化槽の土地は一切受け入れられないと決心しました。
その土地のニオイと言うのは非常に重要です。いざ住んでみて、夏場になるといや〜なニオイが漂って窓も開けられないとなっては目も当てられません。
浄化槽の土地と言うだけでなく、近くに畑がある、近くに用水路が流れているなど、ニオイの発生源とその場の空気を実際に現地に行って確認してください。
私は土地巡りをしていく中で、このようなことに気づけたので幸いでしたが、もしカタログ上の条件だけで判断し、浄化槽の土地を購入していたら非常に後悔していたことでしょう。

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