新築時に注意すべき点や後悔した点についてはさまざまな紹介がなされていますが、長期的に住んだ結果みえてきた後悔ポイントについて、触れていることはあまりないのではないでしょうか。
モデルハウスに行っても、実際に人が住んでいる訳ではないので、劣化傾向が明確に見えないと思います。
この記事では、新築3年後、ようやく浮き彫りになったような後悔ポイントや建物の劣化状態についてご紹介します。
我が家は小学校低学年と幼稚園の男の子ふたり兄弟がいますが、この子らに激しく酷使された家の状態をご覧いただき、新築時の注意点として留意いただければ幸いです。
1点目 しょうがないことではあるが壁がヒビ割れる
これは事前に説明を受けていたことなのですが、内壁の表面にヒビが入りました。
新築時には綺麗な表面でしたが、3年たって目立つくらいになってきました。目立つといっても、画像に示す部分のみにヒビがあり、他の部屋のカベには何ら異常はありません。特に日常生活で気になってしまうほどのものでもなく、むしろこれも「味」と感じています。
ちなみに壁の塗装方は3種類選ぶことができました。
- クロス仕上げ(標準)
- AEP塗装仕上げ(オプション)
- 塗り壁仕上げ(オプション)
我が家は「AEP塗装仕上げ」を採用しています。この仕上げだからヒビが割れているわけではなく、建物の揺れや内圧・湿度の変化などでヒビが入ることは避けられないと事前に説明は受けていたので、私は特に気にしていません。いずれ塗装の塗り直しが発生するので、その際に隠すことができればいいなと思っているくらいです。
2点目 カドは割れるので注意 木組にするべし
まずは以下の画像をご覧ください。
カドの塗装が剥げてしまいました。体がぶつかったりボールがぶつかったりしていて、徐々に剥がれてしまいました。こどもがもっと小さかった頃は、カリカリと剥げ部分をほじくったりしていて、発狂しそうになったことがあります。
新築時は当然綺麗ですが、やはり住んでみるとこういうところが脆く、事前に注意した構造にしておかなければいけないんだなと感じた次第です。
こういったカド部はどうすればいいのかというと、木組をいれることかと思います。理想的なイメージはこちら↓の感じです。
新築時に、こういったことがあるとあらかじめ認識し、建築士さんにお伝えできれば良かったと後悔です。もしこれから新築をご検討される方がいらっしゃれば、一つの参考にしていただければ幸いです。
まとめ
今回は入居時にはわからないけどある程度年数が経過して見えてきた後悔ポイントや劣化状況をお伝えしました。
入居直後に見えた後悔ポイントについては以下の記事がございますので是非ともご覧ください。
これらを参考に、今後新築をご検討されている方はあらかじめ建築士さんと打ち合わせの上、後悔のない家づくりをしていただければ幸いです。
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