洗濯機置き場の間取りは要注意!!失敗すると洗濯機の設置に困ります

バスルーム

新築を検討するにあたってはリビングやキッチン、トイレといった主要な構造物の間取りの検討に目が行きがちですが、地味に配慮が必要なのが洗濯機周りの間取りです。

充分なスペースの間取りがあるならそこまで配慮も必要ないでしょうが、我が家の場合は限りあるスペースにおいて、将来的に使うであろう洗濯機の大きやさ構造を想像しながら、間取りについて考える必要がありました。

とはいえ、洗濯機のイメージなんて、いま使っているものを基準にしか考えることができず、どの程度の高さ、幅のものを将来置くことになるのか、まったく想像がつかないため、間取りの検討に非常に苦労しました。

同じようにお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、同様に悩まれている方や、これから新築をご検討中の方のお役に立てればと思い、我が家が考えに考えて決定した間取りについてご紹介します。

結果として成功した点、ちょっと不満が残る点があり、それも含めご紹介します。もしご興味があればご覧いただけると幸いです。

洗濯機置き場の間取りの重要性 配慮すべき3つのパーツ

洗濯機置き場の間取りについては、洗濯機の大きさを考えながら、

  • コンセント
  • 給水栓
  • 排水栓

の3つの配置を明確に考えないといけません。そうでないと、それらが障害となって洗濯機が思うように配置できなくなる可能性があるからです。かといって、あまりに余裕をもった位置に配置すると、給水ホースや電源ケーブルが不必要に露出し、見た目が煩雑になってしまいます。

モデルルームにて洗濯機が置かれていることがありますが、電源ケーブルや給水、排水ホースは接続されていないので非常にスッキリ見えるものです。

いざ住まうとなるとそれらケーブルやホース、洗剤や柔軟剤などで非常にごちゃごちゃします

コンセント、給水栓、排水栓の位置をしっかり決め、洗濯機周囲をキレイな見た目にすることを目指す必要があると思います。

給水栓の位置は洗濯機より高めにします。ただ、それだけでは不十分な可能性が・・・


我が家の間取りだと、洗濯機を置くスペースは横幅 77cmに限られました

そこに給水栓を設置するのですが、これが意外とクセモノです。

給水栓は壁から10cm出っ張ります

洗濯機の高さより給水栓を高くしないと、洗濯機が設置できなくなってしまいます。

それではどれくらいの高さに給水栓を設置すればいいか?

そんなの、洗濯機高さを測ればハッキリすると思いますが、それだけでは不十分です。

排水栓が洗濯機下に配置される場合は、そのぶん洗濯機の高さが嵩上げされるので、それも考慮した分だけ給水栓の位置を決める必要があります。

排水栓の位置も考慮した上で給水栓の高さを決定するべき

我が家は洗濯機の下に嵩上げ台を置く必要がありました。

排水栓の接続口が、設置スペースの幅がせまいためにどうしても洗濯機の真下に来てきしまい、嵩上げしないことには排水ホースを設置できないからです。

嵩上げ台の高さも考慮し、かつ、いずれ洗濯機がサイズアップしても支障しないような位置に給水栓を設置したい・・・。

そうなったとき、我が家は床面から135cmの位置に設置しました。

コンセントの位置は給水栓と同じ箇所にしてスッキリと

コンセントの位置ですが、給水栓の設置壁面と同一の箇所に設置するようにしました。

なぜかというと、なるべく一箇所に向かって電源コードや給水ホースが延びていった方が、すっきり見えると思ったためです。給水ホースが右壁面、電源コードが正面壁面とそれぞれに向かっていくと、乱雑な感じになるだろうと思いました。

いろいろ考え抜いたけども・・・ちょっと後悔

洗濯機の間取りについて、徹底的に考え抜きました。いざ、洗濯機や嵩上げ台を配置してみて、給水栓や排水ホース、電源コードについて狙いどおり接続することができました。

ただ、ちょっと後悔している点があります。

それは、給水栓やコンセントは洗濯機背面の壁に設置したほうが良かったということです。

我が家の場合、洗濯機背面に給水栓等を配置しようとすると、窓枠ギリギリに給水栓が設置されてしまうために避けたのですが、それでも、洗濯機背面側にしたほうが、よりケーブルやホース類を隠すことができたと思います。

間取り検討段階では、どのような洗濯機に買い替えるのか?どのような嵩上げ台を買うのか?よく定まっていない状態でスペースを考えるしかなかったので、高さに余裕をもたせるためにも右壁面の高い位置に給水栓等を配置しました。

選択機や嵩上げ台を明確に決めた上でなら、もう少し給水栓の高さとケーブルの隠れ方に配慮し、ベストな位置決めができたと思います。

結果として、ちょっといまいちな結果になりましたが、悔いが残っているかというとそうでもありません。可能な限り考え抜いた結果なので、これ以上はどうしようもなかったと受け入れることができています。

おわりに

洗濯機スペースの間取りを考える上では、洗濯機の大きさはもちろん、嵩上げ台の要否、各ホースやケーブルの露出の仕方も加味しながら検討をすることが必要です。

リビングやキッチン等、主要な構成部の間取りの検討で疲れてしまい適当になりそうなところですが、グッと歯を食いしばって、細かく考え抜くべきかと思います。

それにより、ベストな間取りを実現することができ、仮に失敗したとしても、私のように受け入れられるのかと思います。

この記事を通じ、ベストな間取り決めのお役に立てれば幸いです。なお、この洗濯機間取りの他に、ちょっとした後悔ポイントを色々と紹介しておりますので、もしご興味があれば以下記事をご覧ください。

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